2016年10月09日
昨日は、うれしい声を頂きました！
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昨日も、中国向け出版物の原稿を書いていて、昼食もとらずに書きっぱなしだったところ、ちょっと早めに食事に行って、戻ってから原稿を書こうということで、三崎港の手打ちそば葉山商店で食事。
すると、初めて来たという顧客さんが入ってきて、葉山商店の建物を見て回り、さすがに旧家だったから古い骨董品がそろっているとほめていた。
いやいや、それって、後からそろえたものだって、と夫婦で目を合わせて静かにしていた。
「え、ちょっとこれ、平山郁夫じゃないの？」
「あ、ほんとだ。凄い凄い！」と喜ぶ夫婦。
「そういえば、三崎港ラーメンに片岡珠子がかかっていたけど、ここのオーナーって東京から来ているみたいで、センスがいいのよ」
いやいや東京じゃなくって、横浜だし、実際に三崎に住んで間もなく１０年になるって。
「あの美術館もやってるらしく、となりの蔵では凄い食器で料理が出てくるのよね」
お、この人たち、蔵の常連ジャン。
そこで、蔵の福本君が登場。
「社長、今日はこちらでしたか」
「・・・・・。社長？」
さらに、うちの奥さんが業務連絡をして、書類のやり取りをしたから疑いの目がこちらへ。
私もそれにつられてしゃべったものだから、声で気付かれてしまった！
なんだ、もうすこし評判を聞きたかったのにと思ったところで
「ひょっとして、倉橋社長ですか？」
と声をかけられてしまった。
「今日は、城ケ島のホテルかなんかに来たんですか？」
「いやいや、もう三崎に住んで１０年くらいになるんですよ」
と答えると、結構、驚かれた。
「いろいろな噂を聞いていますよ。最初は、どんな人かと思っていましたが、テレビとかラジオとかで社長のことを見ているうち、最初のころの悪いうわさが嘘だとわかるようになりました」
ありがたい話だ。
その悪いうわさが気になるところだが。
「これはお世辞じゃなくて、ほんとにみんな社長さんのことに感謝していますよ」
お世辞でも、うれしい言葉だ。
「しかし、この先、三崎の街はどうなるんでしょうかね」
外は、強い風で人影もなく、土曜日だというのに街全体が閑散としている。
「それは、まだまだ過渡期だと思いたいですね」
「社長さんは、なんで三崎になんかに力を入れているんですか」
この、なんかという所は気になるところだが
「それは、築地に引けを取らない食材の宝庫があるからですよ！」
「だけど、今日だってこんな感じでしょ」
ん〜、そこは難しいところ。
「そのうち、周りの人たちがわかってくれるんじゃないですかね」
最近は、お陰様で遠方の人たちが来てくれる機会が増えているが、地元の人たちが下町に降りてくる機会が減ったような気がする。
街全体の景気感は、あまり良い感じではなさそうだ。
京浜急行が「マグロ切符」などと称して、格安なプランを提供して、この影響で過剰なくらい人は集まっていたが、これらも土曜日、日曜日も同様なサービスを行っている関係で、混雑による悪影響が出だしている。
三崎の場合、私の考え方では、築地や銀座で食事をして飽きた人たちが食のサービスを求めてやってくるくらいの街にしたほうが付加価値がついてよいと思っている。
少しずつだが、食のこだわりがわかる客層が増えているのは事実だ。
「私たちも、楽しませてもらっていますから、これからもよろしくお願いします」
とは、その後、いろいろ話した後に言った言葉だ。
「ぜひ、これからも応援してください！ありがとうございました！」
なんだか、政治家になったような気分の挨拶をして別れた。
みんな、凄く期待してくれているし、８月１５日の夏祭りや三浦プロレスなどのことも喜んでくれている。
ありがたいことだ。
さぁ、きょうも一日、原稿を書くぞ！
とかいって、ブログの原稿で時間を取られてしまった。
どうもブログランキングの順位を気にするあまり、ブログは書いてしまう。
できれば、本書の原稿は今月中に第一校の入校をしたいところだ。
では。
頑張っていますので、
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