2016年06月29日
心を強くする成功思考 その35
人生は、楽しむためにある。
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※ 心を強くする成功思考 その34 をご覧の上、お読みください。
「ひと」は、創意工夫して「楽しむ」ために生きるべきであり、苦しむ必要なんて、まったくない!
前述したように、私は、子供のころから働いていた。
真夏の暑い日に、製本工場で、朝から晩までストーブの並ぶベルトコンベアで、膠(にかわ)で接着する本の背張りを乾燥させる仕事をやり、毎日、水を補給しても、みんな汗になって出て行ってしまうような脱水状態の環境の中で、つらくて苦しい思いもした。
しかし周囲の人達が仕事に対する文句を言って働いていたが、やがて、私は考え方が変わってきた。
それはアルバイトであっても、仕事として自分の作った本が完成し、外に出ていくことが喜びとなり、楽しみになった。
自分が書いたものではないが、自分が多少なりとも手を加えたものに対し、そうした気持ちが持てるようになったのである。
それからは、なるべく完成度の高い仕上げをするにはどうしたらよいか、効率を上げるにはどうしたらよいかなどを子供ながらに考えて、大人に提案したりしていた。
また、それが採用されると、新たな提案を考えるように努力し、そのことも楽しくなっていた。
その工場で作られた本が、有名書店の店頭に並んでいると、今度は、誇りをも感じたものだった。
仕事をするということは、労働をすることではない。
労働的観点で仕事をすれば楽しみはなく、仕事を仕事と受け止めて行動すれば楽しめる。
人生の中で貴重な大切な時間を過ごすのに、どちらを選ぶのかと考えれば、誰でも分かることだと思う。
また20歳の頃、学生時代に起業し、自営をしていて、休みや仕事がないときなどには、机に向かって原稿を書いていた。
残念ながら、学生時代は国語が苦手で、文書など書くのは嫌いだったが、高校生時代に社会で落第点を取ったときに、レポートの提出を求められ、アルバイトが忙しくて時間もなく、いろいろ調査などできなかったので、自分が思うとおりの生き方などを書いて提出した。
これが、うけた。
全校で発表され、とてつもなく恥ずかしい思いをしたのだが、これがきっかけで思い上がっていた。
体が動かなくなったら将来は小説家になろうとなどと、よく楽しみながら、遊び心で小説を書いていた。
書いたものの一部は、捨てないでいまだに残しており、そのうち手直ししてみようなどと思っていたりする。
内容は、ほんとにつまらない拙い小説だけれど、自分にとっては、書いたという事実、書いたという行為が、今日、活きている。
現実には、小説ではないが、私が書いた書籍が全国の書店に並んでいる。
小説家ではないが、自分の本を出すという願いは叶えられた訳である。
ちなみに、あまり知られていないが住宅新報という業界新聞紙面で「不動産コンサルタント始末記」というタイトルで、小説タッチの原稿を連載させてもらったこともある。
これだけでも、当時、楽しいからと、原稿を書いていたことが無駄にはならなかったのである。
仮に、これが小説に結びつけば、20歳の時の楽しい夢であった、小説家の道が開けるかもしれない。
ちょっと生意気なことを言わせてもらえば、私自身、学生時代に国語は苦手だった。
特に、文法などが嫌いで、言葉は、それぞれ個性があって良いのではないかと考えており、みんなで同じ文脈で書いても面白くない。
句読点の使い方が悪いと言われても、文書にリズムは必要で、その為の手法でよいのではないか。
多分、私の著書を、当時の国語の先生が見れば、落第点なのだろう。
しかし、世に出ている著書という観点で言えば、私のほうが遥かに多い。
というより、国語の先生で著書が商業ベースで売れているひとは、皆無に等しいのではないか。
とにかく、自分がやろうと思ったことは、迷わずやってみることだ。
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