2012年02月26日
そういえば、2月22日。CFネッツの設立記念日である。
かつて、当社で働いていた社員から
「設立記念日、おめでとうございます」とのメッセージが。
よくよく考えると、当社の設立登記日は2月22日。
平成12年、2000年の設立だから、12年が経過、13年目に入っている。
時がたつのは早いもので、あっという間の12年だった。
更に、一昨日、リクルート社の担当と話していたら、当社の管理物件数は5500室を超え、既に大手に匹敵し、多分、史上最高の成長率ではないかと絶賛された。
昨年だけで、1000室を超える新規受託数なのであるが、今年も多分、1000室以上の管理受託となると、あと数年で地域ナンバーワンは確実ということになる。
約12年前に不動産コンサルタント会社として起業し、現在、不動産コンサルタント会社としては日本最大級であるが、プロパティマネジメント会社としても大手になりつつあるのは、全くうれしい誤算である。
日本の干支では、12年をもって一回り。
すると当社は2回り目にはいるのであるが、ひとも会社も、一回り大きくなるというのは成長があって初めて大きくなるのである。
現在、賃貸のリーシングの時期は繁忙期を迎えているのであるが、実は、リクルートの担当者曰く、同じリーシングの会社でも勝ち負けがはっきりと現れているそうである。
当社でも苦戦する物件はあるわけだが、これらには当社独自の空室対策を施し、なるべく早く決めるように努力しているが、空室対策が施されていない物件は、成約率が非常に低い。
広告をしても決まらない物件に、何も手を加えずに更に広告をしてしまえば、さらに決まる可能性は低くなる。
賃貸物件は、人に貸して初めて売上が上がる商売である。
これには、商品力と広告力が必要であり、そのどちらが欠けても決まらない。
いくらよい商品であっても、その訴求力が欠ければ、市場の判断はなされないのである。
あっという間の12年であったが、さらに当社は進化を続ける。
現在、オンサイトマネジメント構想を実現し、具現化が進んでいる。
かつて、当社は小さい頃にも先行投資を行い、将来に向けた技術革新を繰り返してきた。
社員の中には、先行投資より分配を求めるものがいたが経営方針を変えることはなかった。
会社は、経営者や社員だけのものではない。
顧客の為にあるのである。
例えば、10年前のCFネッツの能力と、現在の能力では、顧客から選ばれるのは間違いなく現在のCFネッツだろう。
事業は顧客から選ばれなければ継続は不可能であり、継続がなされなければ、顧客も社員も経営者も不幸である。
ましてや、現在の当社の顧客からすれば、当社と同等、あるいはそれ以上のサービス力を得ることは不可能である。
ここでは詳細に触れないが、まずオンサイトマネジメントを自社で開発してプロパー社員が動いている会社は他にない。
ならば、他社も真似してやればいいのではないかと考えるのであるが、それは大変な技術革新と人材教育が必要となるからできない。
ちょっとしたトラブル処理も、法律と照らし合わせてジャッジできるかというと、これも通常の不動産会社では出来ない。
同様に、ちょっとした建物に関するトラブルも、自らその場で直せる仕組みづくりも、コールセンターで集中管理することも、ゲートキーパー方式で業務指示を行うことも、多分、普通の会社には出来ない。
技術革新というのは、技術レベルが高いから出来るのであって、そもそも低いレベルで技術の革新は出来ないのである。
あ、間もなく朝礼。
続きは、明日へ。