2008年12月27日
今年も一年、ありがとうございました!
25日に、方針会。そして大納会。
26日から1月6日まで、年末年始の休業とさせて頂きます!
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今年の漢字に選ばれた一文字は、この「変」。
福田首相から麻生首相への首相交代や、オバマ次期米大統領の「チェンジ」(変革)など内外の政治の変化、バーチャル資金が巻き起こした株価暴落や円高ドル安などの経済の変化など、いろいろな象徴的な出来事が起こった年だ。
25日に、当社では毎年恒例の大納会というのをやるが、今年は箱根の「ホテル岡田」で行ってきた。
毎年、この時期は、忘年会シーズンの為、なかなかホテルの予約は取れないのだが、今年は簡単にとることができたばかりか、わざわざ営業部門の人が、こぞって港南台の本部まで挨拶にきたほどだ。
箱根の温泉旅館は、神奈川、東京の利用者だけでなく、反対側の静岡からも宿泊客がくるのだが、今年は自動車業界がだめらしく、まったく利用者がないそうだ。
結局、団体は当社とあと2団体くらい。残りは、ツアーで参加したような高齢者と外国人。
実体経済の落ち込みを感じざるを得ない。
今年、すでに上場会社34社が倒産しており、年内、まだ止まらないし、来年の3月までには、もっと倒産する可能性は高い。
我々、不動産投資にレバレッジの理論を活用して収益構造を作っているわけだが、世の中、株や為替、先物取引にまでレバレッジをかけて大きく動かしていたのだから、不測?の事態が生じた現在では、これが不測?の赤字を大きく増やしてしまった。あたりまえの話だが、世界中の投資銀行と呼ばれる人たちは、危険なギャンブルでババ抜きを繰り返していたのである。
レバレッジをかける投資というのは、安定した利益確保の投資速度を高める為に行うものであって、ギャンブルにかけるものではない。
不動産の収益や、安定した企業が、その速度を高める為に低い金利で借入を起こしてレバレッジをかけるというのが正しい投資であって、相場が上がるから、下がるからと言う理由で投資をすれば、多額な利益を得ることもあるが、その逆もあり得る訳である。
「あまり慎重に考えすぎると、上場のチャンスを失いますよ」とは、某証券会社の話だ。
一応、周囲の知り合いの会社が上場をして、結構、羽振りの良い仕事をしていたから、当社も好景気な環境で上場を、などと考えたが、このコストや成長性を考えれば、決して有利なものではないと判断し、現在もコツコツと「不動産コンサルタント会社」としてのシステムやノウハウを積み重ねてきている。
不動産投資に関するシュミレーションだけでなく、相続対策、不動産情報システム、特に強化したのが「賃貸管理ソフト」。これは既にASP化が完成して、日本全国、どこでも利用できるようになっている。
良く考えれば、企業は身の丈にしか合わないし、背伸びをすれば綻びも早い。
その内、完成度が高まれば、当然、市場がついてくるわけで、市場規模が小さい内に、上場することは反って危険である。
昨日、某ファンドのひとから電話をもらい「2億5000万円もあれば某企業を買い取れますが、いかがですか?」との連絡であった。
現在、かつてのポジティブなM&Aではなく、かなりネガティブなM&Aが陰で進んでいるようだ。
一応、検討はするが、某企業がM&Aで失敗している姿を見ているので、かなり検討が必要なように思う。
ところで「変」というのは、本来、常道なのであるが・・・・・。
すいません。ここで次の予定へ。
続きは、次回。では・・・・・。
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この記事へのコメント
納会の会場って、箱根のホテル岡田だったんですね。今日も朝一で日帰りの温泉に浸かってましたよ
来年もよろしくお願いします。