2008年09月04日
建設、不動産、同時多発破綻発生!
本格的に信用収縮が発生!
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結構、まわりがざわついてきた。
まずは、大手の都市銀行。
メガバンク化した日本国内の銀行は、ご承知のとおり、サブプライム問題の影響で、9月、あるいは来年3月期の決算にかなりの損失が見込まれる中、大手上場企業の倒産が相次ぎ、かつてのバブル崩壊の時期に近い負のスパイラルに突入している。
追加投資のできない企業には、引導を渡し、ものすごい勢いで信用収縮が始まってしまった。特に、建設、不動産に対する規制は強化され、建設業は、あの耐震偽造を発端に、厳しい市場環境の中、資金繰りが悪化して倒産、破産が相次いでいる。
問題は、これだけではない。
大手のゼネコン、ディベロッパーが破綻すれば、まずは下請け企業は危なく、既に信用収縮は地方銀行まで飛び火し、今後は、中小零細企業に波及し、信用金庫、信用組合の顧客先にまで破綻の余波が続くことになる。
また、団塊の世代が大量に退職していることから、国民全体の所得は減額。税収も伸び悩むが、併せて物価高騰による可処分所得は減額するから、自動車業界なども今後、厳しい問題を抱えることになる。
これは、やばい!
今後、日本では、なにをして生きてゆけばよいのか。
政治家が分からないのに、多分、現在の若者に理解や予測ができる筈もない。
欧米ではサブプライムローン、日本では耐震偽装が端を発した建設、不動産の同時多発倒産、破綻。
これらが国民に与える影響は大きい。
日本の政府に過度の期待をしても、あいかわらず裏切られるだけだから、民間は民間で、自己防衛策を考えて行動するしかないのである。
キーワードは、カスタマーフォーカス。
顧客の求めるサービスを追及する姿勢で事業に取り組み、新たな分野を開拓するしかない。
我々が築いてきた不動産投資の手法。
他社も追従するどころか、悪質な投資を勧めて失敗する会社や個人が多発。金融機関にダメージを与え、全体に悪影響を及ぼしている。
プロパティマネジメント事業、マスターリース事業、ホテル事業、教育事業、そしてファシリティマネジメント事業と、新たなビジネス展開に若干の速度感を与え、追従を許さない確たるものに構築してゆきたい。
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