2008年07月25日
ちょっと、やばい状況?
これは、僕のブログランキングの話じゃない。経済の話だ!
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昨日、21C住環境研究会という会合があり、久しぶりに顔を出したが、結構、建築、不動産業は思ったより厳しい環境になっているようだ。
昨日、三平建設が民事再生の手続きに入ったと聞いたので帝国データバンクのホームページを確認したら、何と建築不動産の倒産件数はダントツであり、なるほど都銀の消極的な姿勢は、サブプライム問題だけに限ったことではないようだ。
帝国データバンクのホームページ http://www.tdb.co.jp/tosan/jouhou.html
某都銀担当者と先日、話をした所
「建設、不動産に対する融資は有名無実、つまり融資の窓口は営業しているが、殆ど貸し出す意欲はなくなっている」とのこと。
これは、個人のことではなく、法人融資なのだが、当然、個人の融資についても厳しい現状がある。
考えれば、平成12年頃から昨年までに、サラリーマンで不動産投資ができた人たちはラッキーであり、現時点においては、かなり高いハードルをクリアしなければ、融資はつかない。
かつて、気軽に不動産投資を利回り計算で勧めるだけ勧め、空室損が拡大しているオーナーは爆発的に増え、結果、この辺の人たちもデフォルト状態になりつつある。
都銀は、この辺も含め、かなり慎重になっているのも現状だ。
また、地銀も、結構、いい加減にかぶっている。
地銀の投資先は、かつて都心部の不動産投資信託に回っていたようだが、これらが厳しい状況に陥り、これらもデフォルトの状態になってしまうと、証券化した不動産など何の価値もなくなるから、バブル崩壊のときと同様、金融不安が顕著化する。
首都圏の地銀などであれば、まだまだ体力はあるのだが、ここでも地域格差は明確であり、より一層、リスクは高くならざるを得ない。
なおかつ、地方では、不動産に対する潜在的な担保力が低下してきているから、何をするにもリスクが高い。
今回の金融監督庁の方針は、かつてのバブル崩壊のときと同様、景気を更に減退させる結果となり、地方は、より厳しい環境に突入することになる。
馬鹿な大将、敵より怖い!
馬鹿な政府は、敵より怖い。国民は、どんどん戦わずして殺されてしまうのである。
あまり国などに頼ることなく、自らの資産防衛策を打ち出し、自己責任の範囲で楽しく生活できる基盤を確保したほうが利口なようだ。
不動産投資については、過去より厳しくなりつつあり、ご興味のある方は、個別相談などで計画を立てることからお勧めします。
いよいよ、明日は、プラチナ、ゴールド会員向けのイベントで東京湾クルージングに行ってくる。
私の場合、仕事も遊びも一緒なところがあり、明日は、思いっきり楽しんで来たいと思っている。
では・・・・・。
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