2008年05月25日
考えれば、週4日も、大阪にいる!
一昨日、キングダムホームの説明会で講演、昨日、本日と個別相談会で大阪にいる。
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いやいや、もはや関西人と化した生活が続いている。
週の半分以上、大阪にいるのだから、週単位で見れば日本の法律では居住地は大阪である。
昨日の個別相談に来た方に、結構、私の講演に来ていただき、DVDも買っていただいている方がおり、大阪近県に在住の物販店の経営者がいた。
午後1時からの予定で個別相談に来たのであるが、相談内容が豊富だった為、タイムアウト。次の方の個別相談が終わるまで待っていただき、5時から再開。
「ん〜、やっぱり現地に行ってみないとわからない」ということで、1時間半ほど電車で移動、現地で打ち合わせを行ってきた。
詳細は守秘義務があるので触れないが、酒販、米穀店の営業存続の話である。
現在、米産農家の経営は厳しいのと併せて、米穀店もスーパーなどに押されて厳しい経営が強いられている。
「これって、経営、成り立ちませんよね」
何と、米穀店の仕入原価は高く、スーパーの小売価格より高いのだから勝てるはずはない。
その差額を埋めるため、米穀店は配達などのサービスで補っているのだが、経営者の多くは高齢化が進み、かつ後継者は、その所得の低さからサラリーマンなどになってしまうから経営環境は厳しい一方になってしまう。
生産者も専業で食べれない、米穀店も専業で食べれない、日本の食卓で必要不可欠な主食が危機的状況に陥っているのだ。
あいかわらず減反政策は続き、農業の小規模化によって採算悪化を招かせているのは、日本政府であり、農産物は輸入に頼ざるを得ない状況を作っているのも日本政府である。
前にも書いたが、我々、日本国に税金を支払い役人を雇って日本国の経営を任せていたのに、じつは諸悪の根源は日本政府ではないのか。
この農業政策においても、農家が苦しい状況を作っているのは役人が作ったプログラムだし、国民が苦しい状況を作っているのも役人だし、高齢者に苦しい状況を作っているのも役人だ。
役人の中で優秀な人たちを多く知っているが、彼らを動かす方法が間違っているから優秀な人たちは、どんどん間違った方針のもと、政策を策定してしまうのである。
馬鹿な大将、敵より怖い。
もう頼ってられない。できれば、今まで払ってきた税金は、無駄だったのだから返して貰いたいくらいの心境である。
我々、資産家などのコンサルティングを行っている立場では、多くの農家とのつながりが出てくる。
首都圏の農家はアパート経営などで本業の赤字を埋めることができるが、地方の専業農家は、ほとんど満足な生活はできない状況である。
「仕組みを、考えましょう」
米穀店の再生。専業農家からの買取システムの構築。
政府に頼らない農業政策。
やりましょう!との合意で、廃業準備を進めていたクライアントの両親は、喜んでくれた。
ただ、険しい道のりであることは間違いない。
ぜひ、皆さんも協力いただきたい。作戦が決まり次第、このブログで発表します!
突如、地方講演が続いていたお詫びに、首都圏ミニセミナーを開催!
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