昨日、コタキナバルから帰りました！

昨日、マレーシアのコタキナバルから帰国し、新刊｢実践、サラリーマン大家さん」（週刊住宅新聞社）の校正が本日昼までということで、のんびりする間もなく、今日も事務所で仕事をしている。
ようやく、一区切りがつき、本件ブログを書き込んでいる。
私は、現在、著書の書き手に回ってしまっている関係上、あまり本を読むことがないが、海外に出るときは、いつも空港などで本を買って読むことにしている。
今回も、コタキナバルで宿泊したステラハーバーリゾートホテルで一日、のんびりと読んだ本は、一冊がサラリーマン課長が降格される他愛もない小説と日本の歴史を教科書とは違う見地から解説した他愛もない歴史書を読んだが、帰国の際に荷物になるので処分してしまったから題名もわからないが、かような他愛もない本は、私にとって一時の気休めとなる。
リゾート地でのんびりと他愛もない本を読むというのは、意外に多様な効果があり、一つは気分が休まってうたた寝をそそる睡眠導入に効果的だし、うたた寝状態でいろいろなことを考えると、意外に良いアイデアが出てきたりする。また、他愛もない本は、我々の書いている実用書とは違って無責任な現実逃避をさせてくれるし、虚偽においても、罪がない。
私も、将来、現場から離れたら、かような本でも書きたいなどと、コタキナバルのホテルのプールサイドから眺める島々をみて、長崎の購入した島での暮らし振りを想像しながら、また、転寝などを楽しんでいた。

さて、戦国時代から近年にかけて繰り返されてきた略奪と陰謀の歴史は、現状の資本主義経済を確立させてきた。
競争力は資本力であり、資本力があれば、概ね勝つことができる社会を形成させることになり、虚業である企業においても、勝ち組ともてはやされる社会構造が出来上がってしまったことは残念なことである。
ただ、果たしてこれでよいのか、という議論がそろそろ出てきても良いし、人として本来あるべくした企業経営が正しいものという価値観がそろそろ芽生えてきてよいし、資本力があることだけが企業の価値観ではないという新たな価値観が芽生えてきても良いように思う。
当社のベンチャースピリットは
カスタマーフォーカス（ＣＦ）なくして、事業なし！
社会に役立たずして、企業の意味なし！
人に感謝されずして、人として意味なし！
仕事を楽しめずして、仕事の意味なし！
誇りなくして、人生の意味なし！
チャレンジなくして、成果なし！
スピードなくして、勝算なし！
良い種蒔かずして、良い結果なし！
明るくせずして、明るい結果なし！
大きな夢をもたずして、豊かな未来なし！
というものであるが、社会に役立たない企業は、企業の意味をもたないし、人に感謝されなければ、人としての意味をももたない、としている。
最近、来年度の新卒者向けの会社説明会でこの話をするが、他の会社とは全く価値観が違うようで、最初は驚いているが、面接に訪れた学生は、当社の社内を見て理解してもらっている。
最近の学生は、意外に賢明であり、従来の就職先の価値観を資本力や安定に求める人の数は明らかに減少しており、私の考える新しい企業の価値観を理解できる人が増えている。
とりあえず、３名の優秀な学生に内定を出した。
５月中には、来年度の採用枠の第一期を締め切り、インターンシップにおいて、社内起業チームを編成させて行動させたいと考えている。

※当社の会社説明会は　https://gakusei.enjapan.com/2007/cp_view.php?company_id=00054326