2006年10月
2006年10月24日
タンパから帰国!
もう、何事もなく帰国できると信じていたが、またもややってくれた。
タンパ空港に着くなり、機械でチェックインしようとした所、ノーリザベーションの文字。
なんとなく嫌な気分で長蛇の列に並び、有人カウンターでチェックインしようとした所、受付の女性が言った
「ノーリザベーション」
ツアーのメンバーは蒼白。
英語が堪能なメンバーが、あれこれ言うが、72時間前に予約が入らなければ搭乗はできないの一点張りで、そんな話は聞いたことがなく、よくよく話を聞けば内容がわかった。
つまり、到着時にヒューストン―タンパの便が航行取りやめになって、翌日、臨時便で移動したことによって、その後の航空券が一時キャンセルになるそうで、再度、予約を取り直さなければならない、というのだ。
空港では朝の5時30分。日本時間では午後6時30分。JTBに連絡するも電話は出ず。成田空港の緊急連絡先に電話しても、誰も出ない。
これは何としても予約を入れてもらわなければならない。
そこで「ヒューストンで航行を取りやめたのはそちらだ。その際に何の説明を受けていない。本日、帰れないとすればこちらの被害は拡大する。何としても予約を入れてほしい。」というようなことを言ったところ、何とか予約を入れてもらうことができた。
今回、JTBで予約したメンバーは5名。何とかクリアして帰国することができたが、これがもっと大人数なら数人は犠牲になっていたかもしれない。
帰国の便も、多少遅れたが無事に到着し、やれやれのタンパツアーも終わった。
明日から日常業務に復帰するが、いつもながら海外出張をするといろいろなアイデアが浮かんでくる。これらを精査し、また新たなビジネスモデルを構築してゆきたい。
タンパ空港に着くなり、機械でチェックインしようとした所、ノーリザベーションの文字。
なんとなく嫌な気分で長蛇の列に並び、有人カウンターでチェックインしようとした所、受付の女性が言った
「ノーリザベーション」
ツアーのメンバーは蒼白。
英語が堪能なメンバーが、あれこれ言うが、72時間前に予約が入らなければ搭乗はできないの一点張りで、そんな話は聞いたことがなく、よくよく話を聞けば内容がわかった。
つまり、到着時にヒューストン―タンパの便が航行取りやめになって、翌日、臨時便で移動したことによって、その後の航空券が一時キャンセルになるそうで、再度、予約を取り直さなければならない、というのだ。
空港では朝の5時30分。日本時間では午後6時30分。JTBに連絡するも電話は出ず。成田空港の緊急連絡先に電話しても、誰も出ない。
これは何としても予約を入れてもらわなければならない。
そこで「ヒューストンで航行を取りやめたのはそちらだ。その際に何の説明を受けていない。本日、帰れないとすればこちらの被害は拡大する。何としても予約を入れてほしい。」というようなことを言ったところ、何とか予約を入れてもらうことができた。
今回、JTBで予約したメンバーは5名。何とかクリアして帰国することができたが、これがもっと大人数なら数人は犠牲になっていたかもしれない。
帰国の便も、多少遅れたが無事に到着し、やれやれのタンパツアーも終わった。
明日から日常業務に復帰するが、いつもながら海外出張をするといろいろなアイデアが浮かんでくる。これらを精査し、また新たなビジネスモデルを構築してゆきたい。
2006年10月22日
タンパ報告 3
昨日は、一日、コンベンションセンターで、セミナーの受講をした。
ひとつは、直訳すれば「成功する条件」。2つ目は「人間関係をよくするネゴシエーション」。3つめは「不動産投資分析」4つめが「テナントとのコミュニケーション」。
概ね、そんな内容だったと思うが、いろんな意味で参考になった。
最初の講義は新しい分野の内容だったので、楽しく聞かせてもらったが、その他のものは浅い領域の話だったので、いまいちのような気がした。
ただ、いつもそうなのだが、こうして現場を離れてこのようなミーティングに参加していると、聞いていることとは関係のないアイデアが浮かんでくるから不思議だ。
とりあえず、今回の出張では、3つほどひらめいたアイデアが浮かび、帰ったら即効で実行したいと思い、帰国を楽しみにしている。
昨日最初のセミナー講師が言った言葉が印象的だった。
「夢はあなたと一緒に死んでゆく」
「ただ生き残っていく習慣をつけるな!」
私も、「成功へのこころの科学」というメッセージを書いているが、この言葉は気に入った。
人生は、長いようでいて、短いものである。
夢を持ったまま死んでは、何もならない。
人間、どっかの段階で「ただ生き残っていく習慣」を身につけ、安全なような妥協の生き方に慣れてしまうものだ。それが、知らず知らず姑息なものとなって、臆病になっていく。実は、それが一番危険なのに。
そういえば、成功へのこころの科学の講演は一度しか行っていないが、お蔭様でビデオはよく売れているらしい。
近い将来、書籍にして発刊したいとも考えている。この思想は、私と一緒に死なせたくはない。なぜなら、成功する為の基本理論であり、なるべく多くの方に普及させたいからだ。
あぁ、やる気が出てきたけど、あすの移動で、またもや20時間くらい移動する。
たぶん、飛行場でのトラブルはないと思うが、このタンパ、いささか遠すぎだ。
成功へのこころの科学は http://www.cfnets.co.jp/konsaru/heart/page1.html
ひとつは、直訳すれば「成功する条件」。2つ目は「人間関係をよくするネゴシエーション」。3つめは「不動産投資分析」4つめが「テナントとのコミュニケーション」。
概ね、そんな内容だったと思うが、いろんな意味で参考になった。
最初の講義は新しい分野の内容だったので、楽しく聞かせてもらったが、その他のものは浅い領域の話だったので、いまいちのような気がした。
ただ、いつもそうなのだが、こうして現場を離れてこのようなミーティングに参加していると、聞いていることとは関係のないアイデアが浮かんでくるから不思議だ。
とりあえず、今回の出張では、3つほどひらめいたアイデアが浮かび、帰ったら即効で実行したいと思い、帰国を楽しみにしている。
昨日最初のセミナー講師が言った言葉が印象的だった。
「夢はあなたと一緒に死んでゆく」
「ただ生き残っていく習慣をつけるな!」
私も、「成功へのこころの科学」というメッセージを書いているが、この言葉は気に入った。
人生は、長いようでいて、短いものである。
夢を持ったまま死んでは、何もならない。
人間、どっかの段階で「ただ生き残っていく習慣」を身につけ、安全なような妥協の生き方に慣れてしまうものだ。それが、知らず知らず姑息なものとなって、臆病になっていく。実は、それが一番危険なのに。
そういえば、成功へのこころの科学の講演は一度しか行っていないが、お蔭様でビデオはよく売れているらしい。
近い将来、書籍にして発刊したいとも考えている。この思想は、私と一緒に死なせたくはない。なぜなら、成功する為の基本理論であり、なるべく多くの方に普及させたいからだ。
あぁ、やる気が出てきたけど、あすの移動で、またもや20時間くらい移動する。
たぶん、飛行場でのトラブルはないと思うが、このタンパ、いささか遠すぎだ。
成功へのこころの科学は http://www.cfnets.co.jp/konsaru/heart/page1.html
2006年10月20日
タンパ報告 その2!
昨日も、プロパティツアーに参加した。
一昨日はレジデンシャル(居住系)の建物だったが、昨日は工業系のものを見に行った。巨大な敷地に工場+オフィスの建物を建築して貸している。
タンパベイ(湾)に隣接し、海運が便利な為、加工工場や倉庫などが多く、このような建物のニーズは高いらしい。資金調達はリートで調達して拡大していて、日本の投資家も参加しているようだが、ちょっと怖い気がした。
稼働率は95%を超えているということだが、工場のニーズは特殊で狭い。5年契約で賃貸するそうだが、一度出た部分を埋めるのは大変だ。
日本でも一時、工場倉庫などの投資が盛んになったことがあったが、継続性はなく、結局、一部の建築業者の利益を増大させただけで、投資家(殆どが地主さん)の利益はなく、代替で利用できないところはただの箱と化しただけだ。
タンパでは、レジデンシャルのキャップレートは概ね6%から7%。この工業系の場合7.5%程度らしいのであるが、リスクを考えると、ちょっと難しい気がする。
また資金調達の金利は6%だというのだから、レバレッジは見込めず、キャピタルゲインだけがたよりだ。
タンパでは、毎年、15%を越える不動産の値上がりが見込めるということだが、かなり危険な水位に達してきている気がしてならない。
プロパティツアーを終えて「YBOR」という、ちょっと読めない街で食事をし、午後はIREMの総会だったが、これには参加せずに街を歩いたりして、夕方はハワイ支部の人たちと食事会を行った。
食事の前にウォッカトニックを2杯飲んで、食事中は赤ワインを飲んだが、不覚にも眠りこけ、食事の後は、早々にホテルに帰って寝てしまった。
一昨日はレジデンシャル(居住系)の建物だったが、昨日は工業系のものを見に行った。巨大な敷地に工場+オフィスの建物を建築して貸している。
タンパベイ(湾)に隣接し、海運が便利な為、加工工場や倉庫などが多く、このような建物のニーズは高いらしい。資金調達はリートで調達して拡大していて、日本の投資家も参加しているようだが、ちょっと怖い気がした。
稼働率は95%を超えているということだが、工場のニーズは特殊で狭い。5年契約で賃貸するそうだが、一度出た部分を埋めるのは大変だ。
日本でも一時、工場倉庫などの投資が盛んになったことがあったが、継続性はなく、結局、一部の建築業者の利益を増大させただけで、投資家(殆どが地主さん)の利益はなく、代替で利用できないところはただの箱と化しただけだ。
タンパでは、レジデンシャルのキャップレートは概ね6%から7%。この工業系の場合7.5%程度らしいのであるが、リスクを考えると、ちょっと難しい気がする。
また資金調達の金利は6%だというのだから、レバレッジは見込めず、キャピタルゲインだけがたよりだ。
タンパでは、毎年、15%を越える不動産の値上がりが見込めるということだが、かなり危険な水位に達してきている気がしてならない。
プロパティツアーを終えて「YBOR」という、ちょっと読めない街で食事をし、午後はIREMの総会だったが、これには参加せずに街を歩いたりして、夕方はハワイ支部の人たちと食事会を行った。
食事の前にウォッカトニックを2杯飲んで、食事中は赤ワインを飲んだが、不覚にも眠りこけ、食事の後は、早々にホテルに帰って寝てしまった。
2006年10月19日
タンパ報告!
本日は、インターナショナルコミッティを午前中、午後からはプロパティツアーで3箇所の賃貸住宅を見に行ってきた。
低所得者層向けの賃貸住宅から高級賃貸まで、さまざまだが、どれも現在発展途上中で、建築が進んでいる最中だ。
タンパというと、マイアミに次ぐリゾートというようなことを聞いたが、まだまだインフラは整備されていない。本日から当初予定のとおりのタンパマリオットウォーターサイドホテルに隣接するコンベンションセンターも増築中。街のあちらこちらで建築ラッシュが進んでいる。まだまだ拡大するようだが、ハリケーンの多いこの街で、果たして、これだけの建物に入居する人が確保できるのかは疑問だ。
ご承知のとおりアメリカは、移民政策によって人口は増え続け、現在、3億人を越えたが、その内容は低所得者層の増大で、財政は日本の比ではないほど大赤字である。
たとえば、最初に訪問した低所得者住宅は、企業の献金と国の補助金で建築され、そこに住む人たちは、年収の30%だけ支払えばよく、運営費の殆どは補助金で賄われている。この住宅に住むには、ある一定の収入を超えると退去しなければならないから、入居者は食べれる範囲で所得を増やすようなことはしない。実際、訪問したときも、昼間なのにテラスで寛ぐ夫婦は多く、年齢的には30代位の働き盛りの人たちだ。この住宅は、現在、増築中だが、入居者は順番待ちの状態だそうだ。
いや、信じがたい住宅政策で、これでは造れば造るほど、国民や企業の税金は吸い取られる一方ではないかと心配せざるを得ない。
現状のバブルが崩壊したあとのアメリカ経済で、果たして、かような高コスト体質を吸収できる体力があるのだろうか。
夕方、7時からは、IREM会長の交代式を盛大に行ったが、例のヒューストン事件とジェットラグ&飲みすぎで調子が悪く、韓国とCCIMのメンバーで2次会へ行く予定をキャンセルして、ホテルの自室に帰り、寝てしまった。
低所得者層向けの賃貸住宅から高級賃貸まで、さまざまだが、どれも現在発展途上中で、建築が進んでいる最中だ。
タンパというと、マイアミに次ぐリゾートというようなことを聞いたが、まだまだインフラは整備されていない。本日から当初予定のとおりのタンパマリオットウォーターサイドホテルに隣接するコンベンションセンターも増築中。街のあちらこちらで建築ラッシュが進んでいる。まだまだ拡大するようだが、ハリケーンの多いこの街で、果たして、これだけの建物に入居する人が確保できるのかは疑問だ。
ご承知のとおりアメリカは、移民政策によって人口は増え続け、現在、3億人を越えたが、その内容は低所得者層の増大で、財政は日本の比ではないほど大赤字である。
たとえば、最初に訪問した低所得者住宅は、企業の献金と国の補助金で建築され、そこに住む人たちは、年収の30%だけ支払えばよく、運営費の殆どは補助金で賄われている。この住宅に住むには、ある一定の収入を超えると退去しなければならないから、入居者は食べれる範囲で所得を増やすようなことはしない。実際、訪問したときも、昼間なのにテラスで寛ぐ夫婦は多く、年齢的には30代位の働き盛りの人たちだ。この住宅は、現在、増築中だが、入居者は順番待ちの状態だそうだ。
いや、信じがたい住宅政策で、これでは造れば造るほど、国民や企業の税金は吸い取られる一方ではないかと心配せざるを得ない。
現状のバブルが崩壊したあとのアメリカ経済で、果たして、かような高コスト体質を吸収できる体力があるのだろうか。
夕方、7時からは、IREM会長の交代式を盛大に行ったが、例のヒューストン事件とジェットラグ&飲みすぎで調子が悪く、韓国とCCIMのメンバーで2次会へ行く予定をキャンセルして、ホテルの自室に帰り、寝てしまった。
2006年10月18日
やっと、タンパに着いた!
一昨日、IREMの国際会議に出席する為、タンパに向けて出発したが、なんと、昨日、乗り継ぎのヒューストンは記録的な暴風雨の為、飛行機は飛ばず、一晩、空港で宿泊して、朝方、臨時便でようやくタンパに着くことができた。
昨日、ヒューストン出発予定は午後4時頃の予定が、6時半に変更になり、さらに8時半ごろに変更になるとのアナウンスを信じて、空港内のフードコートで中華料理とビールを飲んでいたら、急遽、6時40分に別のゲートから出発するとのことで、ダッシュで移動したが、結局、7時頃から搭乗したものの、9時半頃に飛ばない結論になり、飛行機を下ろされてしまった。
今回、コンチネンタル航空を利用したのであるが、かなり対応には驚かされた。
飛行機が飛ばない理由を、搭乗スタッフが帰ってしまった為、だというのだ。
その後、チケットの変更で長蛇の列で3時間待たされ、挙句の果てに翌々日の搭乗だというので、これにはさすがにあきれて、無理やり翌日の便に入れてもらったのであるが、5人中、3人分だけということで、JTBに何度か連絡を取り、全員、移動ができるように交渉してもらい、やっとさっき、タンパに着いた次第だ。
深夜の空港内では、飲食店はすべてクローズ。さっきの中華料理を食べ残してダッシュしたことを後悔しつつ、空腹を自動販売機のポテトチップスでしのぐものの、この自動販売機は紙幣が壊れて使えなく、みんなで小銭をあつめてようやく4袋。しまりかけていたバーでやっとスプライトを譲ってもらって一夜を過ごした。
きっとホームレスって、こんな感じかな?などと考えながら、ロビーのベンチで軽い睡眠を取った。
さらに、タンパに着けば、この遅延により連絡をしておいたにもかかわらずホテルは自動キャンセル。本日のみ、予定外のマリオットに宿泊する羽目になった。
ま、めったに味わえない体験をさせられているが、明日からの国際会議に間に合ったことは、よしとしなくてはならない。
昨日、ヒューストン出発予定は午後4時頃の予定が、6時半に変更になり、さらに8時半ごろに変更になるとのアナウンスを信じて、空港内のフードコートで中華料理とビールを飲んでいたら、急遽、6時40分に別のゲートから出発するとのことで、ダッシュで移動したが、結局、7時頃から搭乗したものの、9時半頃に飛ばない結論になり、飛行機を下ろされてしまった。
今回、コンチネンタル航空を利用したのであるが、かなり対応には驚かされた。
飛行機が飛ばない理由を、搭乗スタッフが帰ってしまった為、だというのだ。
その後、チケットの変更で長蛇の列で3時間待たされ、挙句の果てに翌々日の搭乗だというので、これにはさすがにあきれて、無理やり翌日の便に入れてもらったのであるが、5人中、3人分だけということで、JTBに何度か連絡を取り、全員、移動ができるように交渉してもらい、やっとさっき、タンパに着いた次第だ。
深夜の空港内では、飲食店はすべてクローズ。さっきの中華料理を食べ残してダッシュしたことを後悔しつつ、空腹を自動販売機のポテトチップスでしのぐものの、この自動販売機は紙幣が壊れて使えなく、みんなで小銭をあつめてようやく4袋。しまりかけていたバーでやっとスプライトを譲ってもらって一夜を過ごした。
きっとホームレスって、こんな感じかな?などと考えながら、ロビーのベンチで軽い睡眠を取った。
さらに、タンパに着けば、この遅延により連絡をしておいたにもかかわらずホテルは自動キャンセル。本日のみ、予定外のマリオットに宿泊する羽目になった。
ま、めったに味わえない体験をさせられているが、明日からの国際会議に間に合ったことは、よしとしなくてはならない。