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2005年04月03日

不動産Q&A

最近、つとに多い賃貸住宅のトラブルのご質問に対してお答えします。
※本件トラブルの内容については、当社の掲示板でご質問のあったものを公開させて頂きます。
当社 不動産Q&Aのページはこちらです。

Q(ご質問): 当方首都圏在住の者です。退去した賃貸アパートで当方が損傷させてしまった網戸の張替や下駄箱の代替品の請求が、どうも市価よりも高いものなんです。その請求以外にクロス張替等の国土交通省のガイドラインにいかにも引っかかるような不当な請求が多大にあった為、それには応じられない旨内容証明で送り、別便でガイドラインの説明のHPをプリントアウトしたものも送り、その後の管理会社からの回答でクロス張替等は貸主負担ということで納得したとのことなのです。しかし、下駄箱の代替品や網戸の張替が市価よりも高い旨電話で言ったのですが、「だったら内容証明でもう一回送って来い!」といった調子で直ぐに切られ、電話ではまるで話し合いができません。3回掛けなおして、「この請求には応じられない」と言った所、「だったら裁判するから!」とだけ言われまたガチャ切りされました。下駄箱の請求は54840円でして、内訳は本体が398400円、当方が壊した下駄箱の処理と新しい下駄箱の組み立て代が15000円となっています。当方が壊した下駄箱はENTER100−75という商品と同じものです。下駄箱の買い替えについて当方へは何の確認もなく、またこちらから問い合わせた時にも「今忙しいから後にしてくれ」と言われたり散々でした。勝手に購入先を決め、清算書の中にその金額が載っているという状態です。今後の対応についてご指南頂けましたら幸いです。

A(ご回答): かなり、もめている様子ですね。現時点は、敷金清算が済んで、上記金額を差し引いて敷金返還を受けた状況ですか?まだ、受けていない状況ですか?それによって、手続き方法が違ってきます。清算が終わっている状況であれば、相手方住所地を管轄する簡易裁判所に不当利得の少額訴訟を起こしてみたらいかがでしょうか。こちらの根拠を裁判官に示して認められれば、返還がうけられる可能性はあると思います。また、これからの場合は、内容証明でこちらが納得できる金額を提示して、敷金の返還請求をしてみてください。また、「この請求には応じられない」といったら「裁判するから」といわれたとのことですが、単独で請求されているのであれば、裁判を待つのも手です。裁判は、訴えるほうが費用を払うわけで、訴えられるほうは費用がかかりません。まだまだ、このような業者がいることは同業者として恥ずかしいことですが、頑張ってやってみてください。

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この記事へのコメント

1. Posted by rie   2005年04月05日 13:59
どもーカキコ失礼します。楽しかったのでまたきまー

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【筆者のプロフィール】
1958年生まれ。CFネッツ代表取締役兼CFネッツグループ最高責任者であり、グループ企業十数社を率いる現役の実業家。20社を超える起業に携わり、複数の事業再生案件も成功させている。
また、自ら渡米して国際ライセンスのCPM(Certified Property Manager)を日本人で初めて取得しており、現IREN−JAPANの創生に携わり、2002年の会長に就任している。また、1993年(平成5年)には日本で初めてPMマニュアル「賃貸住宅仲介・管理の戦略・戦術と業務マニュアル」(環境企画)を執筆。当時は、まだ賃貸管理業務が体系化されていなかった時代に、契約書式や業務フローの効率化を発表。その後も3冊の業界向けマニュアル本を出版したことでプロパティマネジメントのエキスパートとして活躍し、日本全国で業界団体の講演などの活動が始まった。
1998年「賃貸トラブル110番」(にじゅういち出版)を出版。北野たけしさんの番組「ここが変だよ日本人」に出演し、その後、バラエティ番組にタレントとしても活動する。
2000年に日本で初めての不動産コンサルタント会社CFネッツを創業。不動産コンサルティング業界の第一人者であり、いまだグループ企業の創生を続けている。
不動産投資から不動産全般の法律問題、相続対策、建築コンサルティング等や、不動産業者向けの経営コンサルティングやシステム開発にも携わり、抜群の成果を誇る経営コンサルタントとしても活躍中。さらに執筆活動やテレビ、ラジオにも多数出演し、日本全国で講演なども行っている。
また、不動産投資家としても著名であり、2000年には日本で初めての不動産投資の著書「プロが教えるアッと驚く不動産投資」(住宅新報社刊)を出版し、「不動産投資成功の方程式」(朝日新聞出版社刊)など多くの著書も上梓している。
また澤田痴陶人の美術収集家でも知られ、澤田痴陶人美術館も所有運営し、「城ヶ島遊ヶ崎リゾート」「三崎港蔵」「六本木 遊ヶ崎」「三崎港ラーメン」「伊万里ちゃんぽん」などの飲食店の経営やプロデュースする美食家としても知られ、プロデュースした店舗がミシュランガイドに2店舗が掲載されている。
またユーチューブを活用したオンラインセミナーやCFネッツで行われている朝礼なども公開しており、多くのファンが存在する。
テレビ出演では「ここが変だよ日本人」「ジェネレーションジャングル」「ワールドビジネスサテライト」「ジョブチューン」「大人の歩き方」「ここが知りたい不動産」などに出演し、ラジオではFMヨコハマ「ここが知りたい不動産」にレギュラー出演している。  著書には「賃貸トラブル110番」「やっぱり不動産投資が一番」「不動産投資、成功の方程式」「お金に困らない人生設計」「損しない相続 遺言・相続税の正しい知識」「プロが教えるアッと驚く不動産投資」「馬鹿に効く薬」「生島ヒロシの相続一直線」「都市農地はこう変わる」「教訓」「賃貸トラブル解決の手続きと方法」「不動産投資 新プロの流儀」ほか多数。

CFネッツ ホームページ

1993年、「賃貸住宅仲介・管理の戦略・戦術と業務マニュアル」(環境企画)出版 その後、3冊のマニュアルを発表
1996年、社団法人 全国賃貸住宅経営協会横浜南部支部支部長に就任し、翌年、同協会の神奈川連合会の創設に伴い副会長に就任。
1998年、不動産業界に関するシンクタンクである不動産綜建研究所創設に伴い、取締役所長に就任。
1999年、総合的なウイークリー・マンスリー賃貸の運用会社である(株)月極倶楽部を創立、代表取締役に就任。
そして、ほぼ同時期に資産運用管理会社である株式会社CFネッツを創立し、代表取締役に就任する。
2001年、JREM国際CPM協会(現IREM−JAPAN) 副会長就任
2002年、JREM国際CPM協会(現IREM−JAPAN) 会長就任
2003年4月、IREM(全米不動産管理協会)より、CPM(公認不動産管理士 サーティファイド.プロパティマネージャー)の称号を取得。日本で初めての公式試験受験による取得者となる。
これまでに、株式会社南青山建築工房、株式会社日本テナントサービスなど、グループ会社18社、総社員数130名を超えるまでに成長させている。
また現在でも、不動産投資から不動産全般の法律問題、相続対策、建築コンサルティング等や、不動産業者向けの経営コンサルティングやシステム開発にも携わり、抜群の成果を誇る経営コンサルタントとしても活躍中。さらに執筆活動や日本全国で講演なども行っている。

成功への「こころ」の科学を
不定期につぶやきます。
遊ヶ崎グループ
城ヶ島遊ヶ崎リゾート
三浦市・三崎・城ヶ島観光WEB
炭火焼「蔵」:炭火焼き:串焼き:三崎:日本料理
六本木「遊ヶ崎」:日本料理:会席料理:懐石料理:個室
uno:三崎:美容室:宇野伸治
大英博物館で陶芸家として初の個展が開催された鬼才・澤田痴陶人美術館の公式ホームページ
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